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イラスト:RiG
著:名紗すいか
王太子暗殺未遂事件が発生し、城内が緊迫する中、セオは過保護なまでにアリッサの身を案じ、彼女の行動を制限する。アリッサは、セオの真意を測りかね、彼の想い人は兄・レオナルドなのか、あるいは王女殿下なのかと苦悩する。 そんな中、偽の手紙によって窮地に陥るアリッサ。駆けつけたセオの機転により事なきを得るが、アリッサの身代わりとなったセオは負傷してしまう。 そんな彼の口から語られたのは、兄への当てつけなどではなく、出会った頃からアリッサ自身にだけ向けられていた一途な想いだった――
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